ARTISTS

ヨゼフ・ボイス
Joseph Beuys

作品

プロフィール

1921年ドイツのクレーフェルトに生まれ、オランダ国境の街クレーヴェにて育つ。1947年から51年にかけてデュッセルドルフ芸術アカデミーにて学び、61年には同校の彫刻学科の教授に任命される。この頃よりパフォーマンス作品を発表しはじめ、フルクサスの活動に参加するようになる。1967年、精神的成熟に向けての全人類の教育を掲げて「超政党・ドイツ学生党」を創立。1971年、大学の入学者制限の制度に反対し、学生らとともに大学事務局を占拠したことで大学を解雇され、自由大学の創設を計画、1977年に「創造性と学際的研究のための自由国際大学」として実現する。1986デュイスブルク市よりヴィルヘルム・レームブルック賞受賞。脂肪やフェルト、土、植物、うさぎやミツバチなどの動物といった有機的な素材を用い、自然と人間の調和する社会を提言する。ドローイング、彫刻、インスタレーションのほか、アクション、討論、政治活動などあらゆる手段で思想の実現を試みた。

1987 「ドクメンタ8」にて《7000本の樫の木》が終了
1985 「王宮」国立カポディモンデ美術館/ナポリ、イタリア
1984 「ヨーゼフ・ボイス展」西武美術館/東京
1983 「総合芸術展」シュメーラ画廊/デュッセルフドルフ、ドイツ
1982 《7000本の樫の木》を植えるプロジェクトを開始
「ツァイトガイスト展」マルティン・グロピウス・バウ/ベルリン、ドイツ
1980 「第39回ヴェネツィア・ビエンナーレ」
1979 グッゲンハイム美術館/ニューヨーク、アメリカ
1977 「ドクメンタ6」
1976 「第37回ヴェネツィア・ビエンナーレ」
1972 「ドクメンタ5」に参加し、6月30日から10月8日まで100日間にわたって政治や芸術についての議論を重ねるプロジェクトを実施
1968 「ドクメンタ4」
1967 「平行過程Ⅰ」メンヘングラードバッハ市立美術館
1964 「ドクメンタ3」
1963 「フルクサス・フェスティバル」デュッセルドルフ芸術アカデミー/ドイツ