ARTISTS

丸山直文
Naofumi Maruyama

作品

プロフィール

1964年新潟県生まれ、東京都在住。Bゼミスクールにて中村一美、岡崎幹二郎、原口典之に学び、1990年に同スクールを修了。1996年から99年にかけてベルリンに滞在。その初期は混沌とした運動と変化を繰り返す生の有り様、生物の内的な生成のあり方を描くことを試みる。90年代初頭より生の綿布に水をひき、アクリル絵の具を滲ませるステイニング技法を用い、光や水面、空気といった捉えがたいものを即興性や時間性を取り入れつつ描き、具象と抽象の中間的な作品世界を展開する。2000年より武蔵野美術大学造形学部油絵学科教授。2008年芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。

主な個展

2018 「ラスコーと天気」シュウゴアーツ/東京
2017 「流」ウソンギャラリー/⼤邱、韓国
2013 「夜みる夢を構築できるか」シュウゴアーツ/東京
2012 「丸⼭直⽂展 ―⾵をあつめて―」E&C ギャラリー/福井
2010 「透明な⾜」シュウゴアーツ/東京
2008 「丸⼭直⽂展−後ろの正⾯」⽬⿊区美術館/東京
2007 「Everyone has his day and some days last longer than others」Galerie Lucy Mackintosh/ローザンヌ、スイス
2005 「朝と夜の間」シュウゴアーツ/東京
2004 「Weather」ガレリアミーシャ/⾼松
2003 「時の温度:⼤きな⽔」シュウゴアーツ/東京
2002 GALLERY ZERO/⼤阪
「Naofumi Maruyama ‒ Painting」Thomas Erben Gallery/ニューヨーク、アメリカ
「丸⼭直⽂展:missing」ギャラリーとわーる/福岡
2001 「Tokyo/ Toys et Stories」Pruess & Ochs Gallery/ Asian Fine Arts Berlin/ベルリン、ドイツ
2000 ハヤカワマサタカギャラリー/東京
1999 「Temperierte Zeit」アトリエ 村⽥&フレンズ/ベルリン、ドイツ
1998 「時の温度」佐⾕画廊/東京
1996 ハヤカワマサタカギャラリー/東京、佐⾕画廊/東京
1995 MAT/愛知
1994 ギャラリーとわーる/福岡
1993 なびす画廊/東京
MAT/名古屋、愛知
1992 モリスギャラリー/東京
佐⾕画廊/東京
ギャラリーとわーる/福岡
1991 村松画廊/東京
INAX ギャラリー/東京
1990 ⻘⼭ギャラリー/東京

主なグループ展

2020 「開館25周年記念コレクション展 VISION|DISTANCE いま⾒える景⾊」豊⽥市美術館/愛知
「MOMATコレクション」東京国⽴近代美術館/東京
「絵画のミカタ―5⼈のアーティストとみる群⾺県⽴近代美術館のコレクション」群⾺県⽴近代美術館/群⾺
「アートの翼をひろげて」北海道⽴帯広美術館/北海道
2019 「タグチ・アートコレクション 球体のパレット」札幌芸術の森美術館/北海道
「星とめぐる美術 10の天体がいざなう現代美術」島根県⽴⽯⾒美術館/島根
「コレナニ!?びじゅつ〜アートいろいろ ⾒かたイロイロ〜」新潟県⽴万代島美術館/新潟
「百年の編み⼿たち − 流動する⽇本の近現代美術 −」東京都現代美術館/東京
「世界を開くのは誰だ?」豊⽥市美術館/愛知
2018 「モネ それからの100年」名古屋市美術館/愛知  / 横浜美術館/神奈川
「⾼松市美術館コレクション+ ⽊村忠太とこぼれる光の中で」⾼松市美術館/香川
2017 「アートのなぞなぞ−⾼橋コレクション展」静岡県⽴美術館/静岡
「東京藝術⼤学 ⽇本画第⼀研究室 発表展」東京藝術⼤学美術館/東京
「鉄道絵画発→ピカソ⾏き コレクションのドア/ひらきます」東京ステーションギャラリー/東京
「GROUND α Collaborative Drawing ‒ぼくの⼟地にみんなで家を建てた」NADiff Gallery/東京
2016 「GROUND2 絵画を語る−⾒⽅を語る」武蔵野美術⼤学美術館図書館/東京
「現代のアートとデザイン」新潟万代島美術館/新潟
「⾝も⼼も!現代アートに恋い焦がれて」⼤分県⽴美術館/⼤分
「幻想へのいざない あけてみよう/芸術館のふしぎの扉」北海道⽴釧路芸術館/北海道
2015 「北陸新幹線開業記念 お召列⾞と鉄道名画 〜東⽇本鉄道⽂化財団所蔵作品を中⼼に〜」富⼭県⽔墨美術館/富⼭
「ミラー・ニューロン ⾼橋コレクション展」東京オペラシティアートギャラリー/東京
「モダン百花繚乱・⼤分世界美術館」⼤分県⽴美術館/⼤分
「private/ private わたしをひらくコレクション」 埼⽟県⽴近代美術館/埼⽟
2014 「絵画の輪郭」シュウゴアーツ/東京
「GROUND」愛知県⽴芸術⼤学サテライトギャラリー/愛知
「ニイガタ・クリエーション-美術館は⽣きている」新潟市美術館/新潟
2012 「キュレーターからのメッセージ 2012 現代絵画のいま」兵庫県⽴美術館/兵庫
「Relation: 継がれるもの―語りえぬもの」武蔵野美術⼤学美術館/東京
「庭をめぐれば」ヴァンジ彫刻庭園美術館/静岡
「DOMANI・明⽇展」国⽴新美術館/東京
2011 「Pathos and Small Narratives: Japanese Contemporary Art」Gana Art Gallery/ソウル、韓国
「浮⾈」豊⽥市美術館/愛知
「People donʼt do such things !」Gallery Lusy Mackintosh/ローザンヌ、スイス
2010 「椿会展2010 Trans-Figurative」資⽣堂ギャラリー/東京
「いみありげなしみ」東京国⽴近代美術館/東京
「Living with art‒Contemporary Art from Japan and Taiwan」Yi &C. Contemporary Art space/台北、台湾
2009 「現代美術のクラシック 1945-」新潟県⽴近代美術館/新潟
「結びあう影」ヴァンジ彫刻庭園美術館/静岡
「椿会展2009 Trans-Figurative」資⽣堂ギャラリー/東京
「美術館に⾏こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ⽅」埼⽟県⽴近代美術館/埼⽟
2008 「ネオテニー・ジャパン ⾼橋コレクション」新潟県⽴近代美術館/新潟、秋⽥県⽴近代美術館/秋⽥、⽶⼦市美術館/⿃取
「TAMA VIVANT II 2008 イメージの種⼦ 美術が発芽するとき」多摩美術⼤学/東京、みなとみらい駅地下3 階コンコ̶ス/横浜
「越後の花⿃⾵⽉」まつだい「農舞台」ギャラリー/新潟
「椿会展2008 Trans-Figurative」資⽣堂ギャラリー/東京
「Comme des betes. Ours/ cochon/ chat & Cie」Musee cantonal des Beaux-Arts/ローザンヌ、スイス
2007 「現代絵画の展望-それぞれの地平線-」東京ステーションギャラリー/東京
「⽔のかたち」茨城県⽴近代美術館/茨城
「⽔の情景 ‒ モネ/⼤観から現代へ」横浜美術館/神奈川
「美術館に⾏こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ⽅」ビュフェ美術館/静岡
「ポートレート・セッション」広島市現代美術館/広島
「「森」としての絵画 ‒ 「絵」のなかで考える」岡崎市美術博物館/愛知
「DOMANI・明⽇」損保ジャパン東郷⻘児美術館/東京
2006 「ベルリン−東京」Neue Nationalgalerie/ベルリン
「Sweet Memories」北海道⽴近代美術館/北海道
「⻄から東から」シュウゴアーツ/東京
2005 「ユートピアを探しに−想像⼒の彼⽅へ」新潟県万代島美術館/新潟
「秘すれば花」森美術館/東京
「Le invasioni barbariche」Galleria Continua/シエナ、イタリア
2004 「新潟の作家 100 ⼈展」新潟県万代島美術館/新潟
2003 「ハピネス:アートにみる幸福への鍵」森美術館/東京
「SILVER LINE」桜華書林/⻑野
「Der Rest der Welt」Neuffer am Park/ピルマゼンス、ドイツ
「DOMANI・明⽇」損保ジャパン東郷⻘児美術館/東京
2002 「2002 台北ビエンナーレ:世界劇場」台北市⽴美術館/台北、台湾
2000 「Scape」ハヤカワマサタカギャラリー/東京
「Closing Show」佐⾕画廊/東京
「Continental Shift」ルートヴィヒ・ファーラム/アーヘン、ドイツ他
1999 「MOT アニュアル1999 ひそやかなラディカリズム」東京都現代美術館/東京
「Berlin ‒ Tokyo/ Tokyo ‒ Berlin」with Michaela Drenhaus/ Galerie Atelieretage Oberschoeneweide/ベルリン、ドイツ
「Painting for Joy: New Japanese Painting in 1990s」国際交流基⾦/東京他巡回
「Kuenstler fuer Kinder/ 1999」ベルリン・ユダヤ博物館/ベルリン、ドイツ
1998 「第15 回平⾏芸術展:イメージ・ストーカー」エスパス⼩原/東京
「アート/⽣態系:美術表現の⾃然と制作」宇都宮美術館/栃⽊
1996 「⼥性の肖像̶⽇本現代美術の顔」渋⾕区⽴松濤美術館/東京
「TOYAMA NOW ʼ96 : 第 6 回富⼭国際現代美術展」富⼭県⽴近代美術館/富⼭
「Sharaku Interpreted by Japan's Contemporary Artists」国際交流基⾦(巡回展)
1995 「視ることのアレゴリー:1995 絵画・彫刻の現在」セゾン現代美術館/東京
1994 「第8回インドトリエンナーレ」ラリカット・カーラ・アカデミー/ニューデリー、インド
「5⼈展」MAT/名古屋
「アジアの創造⼒」広島市現代美術館/広島
「TAMA VIVANT ʼ94」多摩美術⼤学/東京
「Dialogue」NW ハウス/東京
「丸⼭直⽂・児⽟靖枝⼆⼈展」ギャラリーKuranuki/⼤阪
1993 「アブソリュート・ビギナーズ展」ギャラリー16/京都
「2⼈展:⼤野浩志/丸⼭直⽂」MAT/名古屋
「第12回平⾏芸術展」⼩原流会館/東京
「Contemporary Paintings from Singapore and Japan」国際交流基⾦ASEAN カルチャーセンター/東京
1992 「ドローイング展」ヒルサイドギャラリー/東京
「Some aspects of painting」ギャラリー⽩/⼤阪
「ペインティング/クロッシング」横浜ガレリア/神奈川
「3⼈展」ギャラリー古川/東京
「現代美術への視点:形象のはざまに」東京国⽴近代美術館/東京
「TEMPVS VICTUM MTM Collection」⼩原流会館/東京
1991 「ドローイング展」ヒルサイドギャラリー/東京
「The Changing Present Painting as Prescription」⻘⼭ギャラリー/東京
「3⼈展」⻘⼭ギャラリー/東京
「⾊相の詩学展:現代絵画・平⾯からのメッセージ」川崎市⺠ミュージアム/神奈川
「未来のクロニクル」メモリーズギャラリー/愛知
1990 「B ゼミ展」横浜市⺠ギャラリー/神奈川
「ア−トフェスティバル MITO・10 ⽉展」⽔⼾芸術館/茨城
1989 「HB Show」ギャラリー現/東京
「B ゼミ展」横浜市⺠ギャラリー/神奈川
1988 「B ゼミ展」横浜市⺠ギャラリー/神奈川

受賞

2008 芸術選奨⽂部科学⼤⾂新⼈賞

パブリックコレクション

⾦沢 21 世紀美術館
いわき市美術館
北九州市美術館
北海道⽴釧路市芸術館
東京都現代美術館
新潟市美術館
⼤分県⽴美術館
資⽣堂アートハウス
⾼松市美術館
国際交流基⾦
群⾺県⽴美術館
国⽴国際美術館
東京国⽴近代美術館
新潟県⽴万代島美術館
東京ステーションギャラリー
豊⽥市美術館
UBS 銀⾏
ヴァンジ彫刻庭園美術館

出版

2019 「絵画組成 絵具が語りはじめるとき」武蔵野美術⼤学出版局
2008 「丸⼭直⽂全作品集 1988-2008」求⿓堂
2007 「丸⼭直⽂作品集 Naofumi MARUYAMA: go out go home」リトル・モア